2015年2月6日金曜日

タマネギ巡回報告より

  ヒメノです、いつもすいません。
現在の状態
 
 先日、加工用タマネギのほ場巡回が行われました。そのまとめをお知らせ。
とくに1月は日照不足、雨や雪が多く、ほ場は湿りつづけております。

◎ほ場の様子
   雪が多く圃場が湿潤なところでは葉先が傷んでいる。
   葉先が傷んでいても、新葉が濃い緑色をし、新根が張っていればOK
   圃場の排水を今一度点検し、排水がしっかりできているか確認する。 
   連作の圃場では広葉雑草の発生がみられる。
 
◎ 今後の追肥
   2月中旬3月中旬に施用し、可能であれば施用後中耕するとよい
 
 (追肥の意味合い) 2月の施肥→トウ立ち防止 ・   3月の施肥→肥大促進 のため。
  ※ ただし、施用時期が遅れると腐敗しやすくなるため注意!
・ 降雪量(降雨量)が多い場合は施用量を23割増やす。

◎ 除草・防除
・ 2月~3月の茎葉処理除草剤(アクチノールとセレクト)の散布により、広葉・イネ科雑草を防除する。
   気温が上昇しはじめて、圃場の雑草が生長し始めたころを見計らって散布するのがポイント。地域の気候によって差があるので、自分の圃場の十分に観察しましょう。
   べと病、軟腐病が発生しやすいので、春先から収穫前まで定期的な防除を実施する。